アロマテラピー ブログ⑭【精油:パルマローザ】| 東京都練馬区 太陽堂
FROM 嵯峨野 都
練馬区 平和台の治療院より、、
第14回目の
アロマテラピーブログは
「パルマローザ」です!
前回のアロマブログ⑬【精油:ローズ】
にて予告しました、
ローズの代わりとなる
おススメ精油・・・って、
これただの雑草なんじゃ!?
いえいえ、
一見そこらの空地に生えてる草みたいですが
あら不思議、
香りはローズのように上品な
フローラルな香り。
バラの香りの代用品として
芳香剤や化粧品にも利用されています。
パルマローザ
学名: | Cymbopogon martinii |
科目: | イネ科 |
産地: | インド、パラグアイ |
抽出法・部位: | 水蒸気蒸留法/葉 |
作用: | 抗ウイルス作用、殺菌作用、抗炎症作用、解熱作用、神経強壮・鎮静作用 |
成分分類: | エステル類、モノテルペンアルコール類 |
使用上の注意: | 妊娠中は使用しないこと |
香り: | バラを思わせる、さわやかでドライな香り |
相性の良い精油: | 柑橘系オイル、カモミール、サンダルウッド、シダーウッド、ゼラニウム、ネロリ、パチュリ、ラベンダー |
見かけはローズに似つかずなのに、
なぜに香りはローズ?
それは、パルマローザの持つ成分に
ローズと同じ芳香分子
ゲラニオールが含まれているから。
このゲラニオールは
脳の下垂体という部位を刺激して、
ドーパミン
の放出を活発にさせる作用があり、
やる気や集中力をupさせて
気持ちを前向きに
してくれます。
あれ?
前回のローズにも同じ効能が・・・
そう、ローズにもゲラニオールが
含まれているからですね。
だけど違いはその含有比率!
パルマローザは
全成分の約80%!
対するローズは約10%
ちなみにゼラニウムにも約20%含まれます。
ゲラニオールには
強力な殺菌作用もあり、
抗菌効果は
ティートゥリーの3~4倍!
(ティートゥリーはアロマブログ④でご紹介してます)
水虫の原因となる白癬菌の
増殖を抑制する効果もあります!
抗菌スプレーや虫よけ
として、是非ご利用ください。
また、ゲラニオール以外の成分
酢酸ゲラニルやリナロールには
女性特有の
イライラや不安感を和らげ、
神経系のバランスを整えて
くれる作用もあります。
そして、
美容効果の高さでも
人気のパルマローザ。
脂分の分泌バランスを整え、
肌を引き締め、
皮膚を柔らかくしたり、
弾力を回復する効果も!
精油の中でもとくにパルマローザは
肌老化の原因ともいわれている
一重化酸素を消去する
高い抗酸化作用を
持っているそうで、
女性には何かと嬉しい精油なのです。
フローラル系の香りがお好きな方、
ローズよりお手頃価格で、
ゼラニウムより甘すぎない軽やかな香り・・
1本持っておくと
とっても重宝しますよ~♪
参考文献:塩田清二「<香り>はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療」
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