アロマテラピー ブログ⑱【精油で感染症対策!その1】| 東京都練馬区 太陽堂
FROM 嵯峨野 都
練馬区 平和台の治療院より、、
今年は暑い日が長引いた分、
なんだか急に寒くなったように感じます。
今年は新型コロナウイルス流行もあり、
風邪やインフルエンザなどの感染症予防に
力を入れたいですよね!
そこで、
第18回目のアロマテラピーブログは、
これまでご紹介した精油を使用しての
『感染症対策』をご紹介!
そもそも精油が感染症予防になるの?
ただ良い香りに癒されてるだけじゃないの?
残念ながら日本では、
そんな認識の方が多いようです・・・
いえいえ!ちゃんと効果があります!!
精油には薬効成分が
含まれていることが
医学的にも証明されています。
特に風邪などの感染症は、
鼻腔や気道、悪化すると肺に感染して
肺炎を起こしたりしますよね。
精油を嗅げば薬効成分は
鼻や気道の粘膜、
肺の器官の肺胞から吸収される
ので、まさに理にかなっています。
古くは、17世紀イギリスでペストが大流行した際、
芳香植物に常に接している人々の多くが
感染から免れたそうです。
★こんな方、感染症に精油を活用しましょう!
・感染症の予防がしたい。
・風邪の引きはじめで、薬を使うことに抵抗がある。
・日常より薬をたくさん飲んでいる。
・家族みんなで感染症対策を共有したい。
・ついでに香りに癒されたい。
ただし、精油の成分が体内に
吸収される量はごくわずか。
薬のように副作用の心配はほぼない
代わりに、作用も穏やかです。
本格的に引いた風邪やインフルエンザ、
症状が悪化している時は、
薬と併用して使うようにしましょう。
いつもより治りが早いと
実感できると思います!
それと、
精油メーカー選びも大事なポイント!
精油が医療の一環として
扱われている海外と違い、
日本では精油は雑貨扱いなので、
メーカーにより薬効成分にバラツキ
があったり、
安価なものには合成香料が含まれて
いたりします。
しっかり効果を出したいなら
最低条件として、
100%天然のものであること。
精油は保管状態も適切でないと
劣化していきます。
なるべく精油販売専門店で購入
することをおススメします。
【使用方法】
①ティッシュなどに垂らして嗅ぐ。
②お皿などの器に垂らして香らす。
とっても簡単ですね~
③アロマディフューザーを使用する。
これなら、
部屋にまんべんなく薬効成分が拡散し、
家族そろって感染症対策ができます。
④マスクスプレーを作る。
こちらは外出時の感染症予防
にもなります。
マスクに直接精油を垂らしても良いですが、
刺激が強いものもあるのでご注意くださいね。
⑤足浴法
全身浴に使う。
(アロマブログ⑯【精油:ユズ】参照)
血行を良くして身体を温めてあげる
のも良いですよ~
【感染症予防に使える精油】
いろいろありますが、まずは手軽に使える
柑橘系の精油がおススメです!
レモン、ユズ、オレンジスイート、
ベルガモット、グレープフルーツなど・・・
柑橘系の精油の成分の9割は
リモネンという成分を含みます。
この成分は
空気中の酸素と反応して
分解される際、
空気中の雑菌を殺す働き
をしてくれます。
また、リモネンは血流促進効果があり、
寒くなるこれからの季節にはもってこいです。
同じ柑橘系でも
レモン、ユズ、グレープフルーツは
交感神経を高める
(=身体を活発にする)作用、
オレンジスイートは
入眠を促し、目覚めが良くなる
作用があるので、
昼と夜で使い分けすると良いですよ~
また、
でもご紹介しましたが、
新型コロナ感染予防対策になるかも・・!?
私はお出かけの際、
いつもレモンの精油を香らせています。
なんだか安心だし気分もスッキリ前向きに!
最後に一つ、
よく柑橘系の精油のお話をすると
「風邪予防によく食べてます!」
とお話される方がいます。
でも、柑橘系の食べる部分はおもに
【果実(果汁)】
精油の薬効成分が含まれているのは
【果皮】の方です!
成分が異なるので両方上手に摂取しましょう。
というわけで次回、
【感染症対策!その2】へ続きます!
次回は、風邪などを引いた時に
おススメの精油です。
お楽しみに~
参考文献:川端一永『医師がすすめる「アロマテラピー」決定版』
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