アロマテラピー ブログ㉜【精油:パチュリ】| 東京都練馬区 太陽堂

FROM 田中
練馬区 平和台の治療院より、、

 

32回目となる

アロマテラピーブログ

今週の精油は…

 

ウッディ系の個性派精油

パチュリ です♪

 

エキゾチックな雰囲気を演出するフレグランスには欠かせないパチュリ。

日本では、藿香(かっこう)の名でお香として用いられてきました。

パチュリや藿香という名を知らなくても

実際にその香りを嗅ぐと、

いつかどこかで香ったことがあるな、と

思い出す方も多いかもしれません。

 

その芳香は

『湿った大地の香り』

『墨汁によく似た香り』などと

例えられることもあるほど個性的です。

 

ゆえに、やや敷居が高く

好みが分かれる香りではありますが、

 

心身の悩みの改善に幅広く作用するパチュリこそ、

日常使いにおすすめしたい精油なのです。

 

奥深いパチュリの香りを上手に取り入れて、

その魅力を余すことなく堪能しましょう!

 

【パチュリ:精油データ】

 

学名: Pogostemon patchouli
科目: シソ科
産地: インド、インドネシア、スリランカ
抽出法・部位:
作用: うっ滞除去、血行促進、抗うつ、抗ウイルス、抗炎症、催淫、細胞成長促進、殺菌、殺真菌、殺虫、収斂、消毒、鎮静
成分分類: 【セスキテルペンアルコール類】パチュリーアルコール、α-パチュレン、α-ブルネッセン、β-セチュレンなど
使用上の注意: 妊娠中は使用を避ける。

香りの持続性が高く、手や衣服につくと落ちにくい。

香り: 甘くスパイシーさがある土のような香り。墨汁に似るともされる。
相性の良い精油: 【フローラル系】ラベンダー、ローズ、ゼラニウム

【オリエンタル系】サンダルウッド

【柑橘系】スイートオレンジ、ベルガモット、ネロリ

 

 

【パチュリ:概要】

 

パチュリは、

インドやインドネシアなどの熱帯地域を原産とする

シソ科の多年草です。

標高900~1800mの地域に自生するハーブで、

草丈は1mほどまで成長し、

紫がかった白い花を咲かせます。

年に2,3回収穫され、その中でも雨期のものが最高品質と言われています。

 

パチュリ精油の抽出には、生の葉ではなく

刈り取った後に乾燥させたものが使われます。

葉が乾燥し、発酵してゆく過程でパチュリ独特の香り成分が生まれるためです。

 

パチュリはサンダルウッドやベチバーなどと同様に、

時間の経過と共に質が高まってゆくという

珍しい性質を持った精油のひとつでもあります。

時間をかけて熟成させることで、

高級感のある深い芳香が醸し出されます。

 

その香りを虫が嫌うため、

原産国のインドでは、虫よけとして広く用いられてきました。

古くにはシルクロード交易の際、

絹織物の防虫として用いられたこの香りが

インド産の高級な絹織物の証とされました。

 

また、ビクトリア朝時代の

カシミア交易にも重用され、

英国に送るカシミアショールの荷には

乾燥させたパチュリの葉を入れたといわれます。

 

60年代のヒッピー文化では

この香りがインドの宗教哲学的なイメージを想起させるとして、

若者を中心に広がったフラワー・ムーブメントを彩りました。

 

このような歴史的背景と、

パチュリの持つ大地を思わせるような

深い香りから結びつけられたイメージは、

何ともエキゾチックで瞑想的なものですが、

これはイメージのみに留まりません。

 

実際に「アロマテラピー」としてパチュリを使用すると、

静かな場所で瞑想を行うかのような心の安定と、

深いリラックスが得られることが知られています。

 

 

【パチュリの効能】

❶心への効能

パチュリのしっとりとした芳香には、

深いリラックス効果があるとされています。

波立つ気持ちを鎮め、

心の軸をしっかりと安定させてくれるので、

考えすぎや気を使いすぎてしまう方には

特におすすめしたい精油といえるでしょう。

一方で不安を除いて頭のなかをクリアし、

その人の持つ創造性を刺激してくれるとも言われています。

 

❷体への効能

温煦作用と消炎作用に優れている為、

疲労による免疫力低下時に体力を回復するのに効果的です。

同時に、血行や水分のめぐりを促進し、内蔵の働きを整えます。

例えば腸内の水分が調整されることで

下痢、便秘、消化不良の改善に、

血液の淀みを防ぐことで

女性特有のPMS(月経前症候群)といった症状改善に繋がると言われています。

 

❸皮膚への効能

パチュリはスキンケアに大変有効な精油としても知られています。

強い殺菌・消炎作用

ニキビやヘルペスにも効果があるとされています。

かゆみや湿疹を防ぎつつ、

収斂作用によって毛穴を引き締めて、

肌を美しい状態へと導きます。

また、細胞の成長促進作用・皮膚軟化作用によって、

元気を失った肌に再びハリと艶を与えるほか、

痕の再生や、シミ・シワ・くすみといった

エイジングケアにも有効とされています。

 

【おすすめのブレンド】

他にはない個性的な芳香によって、

心身の悩みに幅広く作用するパチュリを、

日常で使いこなせたら素敵ですよね。

 

パチュリ単体ではちょっと苦手意識があるという方も、

その他の精油と上手くブレンドすることによって

ある種のクセが和らぎ、ぐっと親しみやすくなります。

 

パチュリ精油は揮発しにくいという性質をもっているため、

香りを長く楽しむための保留剤の役割も果たしてくれます。

 

パチュリをブレンドに用いるメリットは多く、

相乗効果的なセラピー効果も期待できるので、

ぜひ試してみてくださいね。

 

ここではタイプの異なるブレンド例を

2通りご紹介したいと思います。

 

❶王道ハーブで濃密スキンケア

ラベンダー×パチュリ

 

多くの用途に用いられるラベンダー

人気アロマの筆頭によく挙げられる

大変ポピュラーな精油です。

パチュリのウッド調の甘さは、

ラベンダーのようなフローラル系の香りと馴染みやすいため、

初めてのパチュリブレンドには

親しみやすいラベンダーを添えるのがおすすめです。

 

ラベンダーの匂い立つような

フレッシュな香りにパチュリが加わると、

しっとりと鼻腔に留まる

深みのある香りに変化します。

 

ラベンダーとパチュリは

どちらもスキンケアに優れた効果を持つとされる精油。

こっくりとしたクリームに用いれば、

濃密なスキンケアの時間を楽しむことができます。

 

❷人気の柑橘系とも好相性◎

スイートオレンジ×パチュリ

 

柑橘系のすっきりとした芳香は、

パチュリの土臭くややこもったようなクセを

うまく中和してくれます。

 

なかでもおすすめなのはスイートオレンジ
爽やかさのなかに漂うやさしい甘さが、

パチュリのそれと調和して、

安らぎを感じさせてくれます。

 

ストレスを感じているときに枕元に香らせると、

心を落ち着かせ

質の良い眠りへと導いてくれるはずです。

 

また、スイートオレンジには光毒性がないため、

他の柑橘系精油と比べてスキンケアに

取り入れやすいというメリットも。

就寝前のハンドトリートメントは、

荒れがちな指先をやさしくケアすることのほか、

全身のリラックス効果も期待でき一石二鳥です。

 

【最後に】

いかがでしたでしょうか?

印象的な主役にも、優れた引き立て役にも成り得る

個性派精油、パチュリ

 

少し難易度が高いかなと思われる香りも、

ぜひ、臆せず手にとってみてください。

そして、毎日のお洋服を選ぶように

精油を組み合わせながら、

その個性とハーモニーを楽しみましょう♪

 

 

参考文献:アロマテラピー検定公式テキスト

 

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