アロマテラピー ブログ㊱【精油:ローマンカモミール】| 東京都練馬区 太陽堂

 

FROM 松井

練馬区 平和台の治療院より、、

 

太陽堂アロマテラピーブログ第36回目、今週は先週に続き『カモミール』をテーマにしてお届けします。

今週、ご紹介するのはローマンカモミール』です。

 

前回ご紹介したジャーマンカモミール(←リンクはこちら)と同様、ヨーロッパでは古くから民間治療薬として用いられてきたハーブです。

生後6か月以降でしたら、小さなお子さんも安全に使うことができます(キク科アレルギーの方はご注意下さい!)。

 

小さい子から高齢の方まで、‘’みんなの味方‘’とも言える精油です!

日本国内では、ローマンカモミールと呼ばれるほか、語順が変わってカモミールローマンと呼ばれたりもします。

 

【ローマンカモミール:概要】

学名Anthemis nobilis (アンテミス・ノビリス)

別名ローマカミツレ

科名キク科 ※ 5月~6月に開花する多年草のハーブです。

産地イギリス、イタリア、ハンガリー、フランス

抽出法・部位水蒸気蒸留法/花

作用抗アレルギー・抗炎症・抗菌・鎮静・発汗・利尿作用

成分アンゲリカ酸メチルアリル(エステル類)、アンゲリカ酸イソアミル(エステル類)、アンゲリカ酸イソブチル(エステル類)

使用上の注意

  • 妊娠初期の方は使用を控える。
  • キク科アレルギーの人は注意。
  • 抗うつ薬抗不安薬に飲み合わせが悪いものがあるので、服薬中の人は要注意。

香りフルーティーな甘さのある香り

相性のよい精油どの精油とも相性が良い。ただし、香りが強めなので、特にブレンド使いをする時は少量から試しましょう。

 

【香りについて】

一般的に『りんごのような』香りと言われることが多いです。

個人的には、確かにフローラル感とは異なるジューシーな甘さを感じますが、これが果たしてりんごなのかどうか…、ちょっと分かりません(笑)。

とはいえ、クセのない香りなので、万民受けしやすいのは間違いありません!

主要芳香成分である各種エステル類がこのフルーティな香りの元となっています。

ローマンカモミールの精油はの部分から抽出されますが、実はの部分からも同様の香りがするそうです。

一方、先週ご紹介したジャーマンカモミールはのみ香るとのこと。同じキク科植物でも、それぞれ個性がありますね!

 

【効果】

ジャーマンカモミールローマンカモミール、香りの成分がかなり異なるものの、心身への効果は似ています。

各々の良さを生かして使い分けるのがおすすめです。

つまり、薬草のような香りのジャーマンカモミールは、まさに『薬』として肌や体に用いて香りにクセのないローマンカモミールは、その甘い香りと効能を生かして、主に心への働きかけに使うとよいでしょう。

心への働き:

フルーティな香りの元でもある各種エステル類の成分には、かなり強めの鎮静作用・神経バランス調整作用があります。

かんしゃくを起こしやすい方(お子さんもok!)のメンタルコントロール恐怖心を感じる時大きなショック・ストレスを受けた時のケアとして、ローマンカモミールの香りを取り込むと気持ちが落ち着くでしょう。

ディフューザーやマグカップにお湯をはる芳香浴も良いですが、小さなボトルでアロマスプレーを作ったり、リップバームクリームを作って持ち歩けるようにすると、心がザワザワした時にさっと使うことができます♪

効果を高めるためにラベンダー(リンクはこちら)やオレンジスイート(リンクはこちら)をブレンドするのもオススメです。

ここでは、少ない材料で気軽に作成できるアロマスプレーの作り方をご紹介します♪

かんしゃくを起こしたお子さんの前でサッと使うのにも便利ですよ👇

アロマスプレーの作り方:

  1. ビーカーなどに作りたい全量の1割の分量の無水エタノールを入れます。
  2. 精油(作成量の1%の濃度を目安に。肌に触れないなら、もう少し濃くてもOK)を加えてよく混ぜます。
  3. 作りたい分量になるように精製水を足して再びよく混ぜます。
  4. 最後にスプレーボトルに移して出来上がりです。

※手作りアロマスプレーは無添加で劣化しやすいので、新鮮なうち(目安として2週間以内!)に使い切りましょう!

体への働き:

ローマンカモミールに含まれる各種エステル類の成分は、体に対して『痛みをやわらげる(鎮痛)』作用として働きます。

頭痛・生理痛・歯痛・筋肉痛など、市販の鎮痛薬の対象となる痛みに効くと言われています。

また、ストレスからくる胃痛の緩和にも効果を発揮します。

アロマバスキャリアオイルを使ってのマッサージでお手軽にケアできますよ。

なお、キャリアオイルでのマッサージは精油が肌に直接触れるので、精油の濃度は1%までにおさえ、作成後1カ月以内に使い切ってくださいね。

肌への働き:

カモミールジャーマンと同じく、抗炎症作用・抗アレルギー作用があります。ジャーマンカモミールの方が効果は高いですが、香りが苦手な方はローマンカモミールを使うとよいでしょう。

花粉症の方は、発症1か月前ぐらいからカモミールを使ったアロマテラピーを始めると効果が高まります。

キャリアオイルにカモミールの精油を混ぜて鼻の下や胸に塗ってみましょう。

アトピー性皮膚炎などによるかゆみが強い時も、キャリアオイルにカモミールを混ぜて患部に塗ってみましょう。

ジャーマンカモミール(リンクはこちら)とローマンカモミールをブレンドして使うと、香りもマイルドになり、効果も高まるのでオススメです。

さらに、ローマンカモミールにはカビの原因菌の増殖を抑える働き(抗真菌作用)が報告されています。

水虫もカビの一種なので、日頃のフットケアにローマンカモミールのアロマスプレーが役立つでしょう♪

【最後に】

ローマンカモミール、いかがでしたか。

カモミールティーには一般的にジャーマンカモミールが使われるのですが、ヨーロッパの一部の地域では、このローマンカモミールが使われるそうです。

ただし、ローマンカモミールで作ったハーブティーはとても苦味が強いそう・・・

精油にするとこんなにフルーティな香りなのに、意外ですよね。

 

花からとれるメジャーな精油の中では、誰もが受け入れやすいマイルドな香りを持っていると思います。

心を落ち着かせる効果が高く、カビが気になる季節の空間清浄にも効果が期待できるので、ぜひお試しいただければと思います!

参考文献:

・これ一冊できちんとわかるアロマテラピー 梅原亜也子 著(毎日コミュニケーションズ)

・アロマテラピーの教科書 和田文緒 著(新星出版社)

・最新!アロマテラピーのすべてが分かる本 小野江里子 著(ソーテック社)

・医師がすすめる「アロマセラピー」決定版 川端一永・吉井友季子・横山信子(マキノ出版)

 

★「アロマブログ」は令和3年4月より、毎月1回・第4水曜日に配信予定です★

★太陽堂では皆さまのご意見・ご感想をいただけると大変ありがたいです★

↓ご意見ご感想はメールでコチラまで↓

info@taiyo-dou.com


お気軽にお問い合わせください

03-3936-0808

受付時間 9:30〜18:30(日曜定休)


練馬区の訪問マッサージ太陽堂

住所:
〒179-0083
東京都練馬区平和台3-22-19

電話(FAX):
03-3936-0808 (03-3936-0809)

メール:
info@taiyo-dou.com