アロマテラピー ブログ㊴【精油:ジャスミン】| 東京都練馬区 太陽堂

 

 

 

 

 

FROM 田中
練馬区 平和台の治療院より、、

 

真夏のように暑い日がやってきたかと思えば、

じめじめとした曇天が広がって、

雨後はひやりと肌寒くなったり…

衣替えのタイミングに迷う今日この頃ですが

皆さま いかがお過ごしでしょうか。

 

気候の定まらない季節の変わり目は、

自律神経が乱れやすく

ストレス耐性も低下しがちです。

潜在的な疲労が一気に出てきてしまうこともありますので

些細な不調にも早めに対処したいものですね。

 

アロマテラピーブログ第39回

今回ご紹介するのは、

名前も、花も、香りも美しい「香りの女王」

 

ジャスミンです。

 

自律神経・ホルモンバランスの調整に優れた精油で、

環境変化に伴う身体の「ゆらぎ」を整えてくれます。

 

記事の後半では、精油の効能と相性の良い

ツボ押しメニューもご紹介していますので

チェックしてくださいね♪

 

【ジャスミン:精油データ】

学名 Jasminum grandiflorum(ヤスミヌム・グランディフロールム)
和名 ソケイ
科名 モクセイ科
採油方法 揮発性有機溶剤抽出法
抽出部位
主な産地 エジプト、アルジェリア、インド、モロッコ、フランス、イタリア、コモロ
主な芳香成分 エステル類:酢酸ベンジル(15~40%)、安息香酸ベンジル(15~20%)
ジテルペンアルコール類:フィトール(5%~15%)
モノテルペンアルコール類:リナロール(5%~10%)
主な作用 催乳、催淫、分娩促進、女性ホルモン様、子宮強壮、強壮、抗うつ、抗炎症、殺菌、皮膚軟化、通経、鎮痙、鎮痛、鎮静

 

【概要】

モクセイ科ソケイ属の植物のことを

ジャスミン」と総称します。

 

ジャスミンという名称は、

神からの贈り物を意味するペルシャ語

ヤースミーン(Yasmin)」が由来であるとされています。

白や薄黄の花が咲き誇る様は、

美しい語源に劣りません。

原産地のひとつであるインドでは、

その姿と強い芳香から「愛の花と称され、

花嫁の髪に編み込んだり花飾りにしたりと

特別な儀式に使用されてきました。

夜になるとより濃厚に香ることから

香りの女王」「夜の女王」と呼ばれていたり、

ヒンドゥー教の愛の女神「カーマ」がハートを射止めるために

ジャスミン油の塗られた弓を持っていたりと、

多くの呼び名や逸話が残されています。

 

 

栽培の歴史は古代エジプトに遡り、

かのレオパトラがこの香りを愛した

という伝説が残っています。

 

その花から放たれる強い芳香が

古くから人々を惹きつけてきたのですね。

 

【芳香の特徴】

「ジャスミン」と呼ばれるソケイ属の植物は

世界に約300もの種が存在していますが、

このうち香水や茶剤として使われている品種はごく一部です。

 

フレーバーティーとして有名なジャスミン茶は、

茉莉花(マツリカ)といわれる

アラビアンジャスミン(別名:ジャスミンサンバック)」種

花弁の香りを緑茶や烏龍茶に移したもの。

他方、アロマテラピーにおいては精油の原料として

「スペインジャスミン」種という別種が多く用いられ、

ティーとは香りの印象も異なります。

 

爽やかなグリーンフローラル調の香りが特徴の

アラビアンジャスミンに比べ、

スペインジャスミンの精油は

動物性香料の代表格「ムスク」にも似た

濃厚でエキゾチックな香りが特徴的です。

 

この香りの違いはどこから生まれるのかといいますと、

ジャスミンに含まれる極微量成分、

「インドール」「スカトール」の含有量の違いによります。

インドールやスカトールは、

動物臭あるいは糞尿臭とも例えられる香り成分で

スペインジャスミンはアラビアンジャスミンに比べて

これらの含有量が多いため、

後者より濃厚で厚みのある香りとなるのです。

 

「糞尿臭」だなんてちょっと衝撃的ですが、

悪臭とされる成分も極微量であれば

むしろ人を惹きつける要素になりうる、

というのが面白いですね。

 

白い花弁からも連想される

清廉で上品な香りのなかに、

本能に訴えるアニマリック(動物的)な要素がひっそりと隠されている。

ジャスミンの香りがしばしば

「官能的」「陶酔的」と表現され、

唯一無二とされる理由もここにあります。

 

 

ジャスミンは、花の採種に大変な手間がかかり、

1000kgの花からわずか1kg程度の精油しか採れないため、

3mlの精油瓶が5,000円前後で取引されるような

とても高価な精油です。

しかし、この芳香はほかに代えることができません。

1滴でも非常に強い芳香を放ちますので、

はじめは少量から入手して

じっくり試してみるのもよいでしょう。

 

【効能】

ジャスミンは「子宮のハーブ」ともいわれ、

古くから生殖機能を高める効果があるとされてきました。

 

特におすすめしたいのは、

環境変化に敏感でストレスを感じやすく、

婦人科のお悩みを持つ女性。

ホルモンバランスの不調によく効き、

ライフステージごとの体の変化に伴う苦痛も和らげてくれます。

 

 

ジャスミン精油は脳内のセロトニンやドーパミン、

エンケファリンなどの分泌を促す言われています。

先述の本能を刺激する芳香は、

見えない檻から自分自身を開放し、

幸福感や解放感を与えてくれるでしょう。

環境変化などのストレスによるイライラ、

興奮激情、緊張、不安といった感情を鎮めて、

安定をもたらしてくれます。

 

産後や閉経前後など

ライフステージの節目となる時期にも、

ジャスミンの芳香をともにするのがおすすめです。

ホルモンバランスを整えて、

訳もなく涙が出てくる、気分が優れない、などといった

情動面のつらい症状を和らげてくれます。

 

ジャスミンは体内の気をめぐらせ、血行を改善し、

自律神経を正常に働きかけてくれますので

月経痛、月経過多、月経前症候群の諸症状にも

効果があるとされています。

興味深いのは子宮の収縮効果

分娩時にジャスミンを嗅ぐと、

分娩を促し、苦痛を和らげるといった効果があるのだとか。

呼吸と陣痛の間隔を整えてくれるそうです。

通経作用がありますので、

逆に妊娠前期、中期、後期の方には禁忌となります。

 

 

 

 

 

 

 

【ツボ押しのすゝめ】

最後に、ジャスミン精油の効能を

相乗効果的に高めるための

ツボ押しメニューを紹介します。

人体には無数のツボ(経穴)が存在しますが、

そのなかでもジャスミンの効能と相性の良いものを選びました。

すべて自分一人で楽な姿勢のまま

指圧できる場所にありますので、

気軽な気持ちで試してみてくださいね。

 


★指圧のしかた★


ジャスミン精油を香らせた部屋あるいは入浴中に、

それぞれのツボをゆっくり指圧します。

①皮膚にたいしてまっすぐ親指の腹を当て、5秒間かけてゆっくり押し込みます。

②気持ちがいいと感じるところで止め、そのまま5秒間キープします。

5秒間かけてゆっくりと指を離します。

④ひとつのツボにつき3回程度指圧を繰り返しましょう。

 


その1:足三里


膝をすこし曲げて、膝のお皿の下にできる外側のくぼみから、指4本分下の場所。

皮膚に対して垂直に指圧すると、筋肉の奥にツ―ンと響くポイントを探しましょう。

消化器の調子を整え、全身にエネルギーを巡らす大事なツボです。

 


その2:三陰交


内くるぶしの一番高いところから指4本分上、すねの骨のきわの場所。

付近を優しく指で探ると、ポッコリとへこんでいる人が多いです。

血行不良による婦人科の不調によく効きます。

 


その3:太衝


足の親指と人差し指の間にある骨が交差するV字の窪み。

親指の骨に沿って足首方向になぞると指が止まる場所。

自律神経を調整し、抑うつ的な気分を開放します。

 


その4:内関


手首のしわから肘に向かって指3本分の高さで、

手をグーにしたときに腕に浮き出てくる2本の筋の間。

不安や過緊張を解きほぐし、体内の循環をスムースにします。

 

ポイントは、

押す時も戻す時もゆっくりと力加減することと、

呼吸を止めないようにすることです。

ジャスミンの香りを感じながら、

ゆっくり、まったり、リラックスして

気持ちよく行うことが何より大切です。

 

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したジャスミンも、

なかなか個性的な精油でしたね。

ひとりでも多くの方が、

真に「自分の体に合っているもの」を見つけるよろこび、楽しみを体感できますように。

次回のブログもどうぞお楽しみに♪

 

参考文献:アロマテラピー検定公式テキスト

経穴マップ 出版:医歯薬出版株式会社

 

★「アロマテラピーブログ」は第4水曜日に配信予定です★

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