アロマテラピー ブログ㊵【精油:メリッサ(レモンバーム)】| 東京都練馬区 太陽堂

FROM 田中
練馬区 平和台の治療院より、、

 

暑さの厳しい季節がやってきました。

気が付けばもう蝉が鳴いています。

暮らしのなかではまだまだ

マスクやフェイスシールドが欠かせませんが、

熱中症にはくれぐれも気を付けなければなりません。

こまめな水分補給はもちろんのこと、

3密のおそれのない場所では一時マスクを外し、

我慢をせず休憩をとることも大切です。

冷感タオルや携帯式小型送風機などの

熱中症対策アイテムも人気のようですね♪

互いに目を配りあいながら

感染症と酷暑の夏を

皆で乗り切っていきましょう!

 

 

さて、

第40回のアロマテラピーブログ

今回ご紹介する精油は

 

メリッサ(レモンバーム)!

 

可愛らしい名前のよく似合う、

蜂蜜レモンのような明るい香り。

古くから薬効の知られる万能のハーブです。

 

【メリッサ:精油データ】

名前 メリッサ、レモンバーム、シトロネル、Melissa
学名 Melissa officinalis
科名 シソ科
抽出部位 花、葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
作用 血圧降下、抗うつ、抗ウィルス、抗炎症、 抗真菌、抗ヒスタミン、子宮強壮、消化促進、 神経強壮、鎮静、鎮痛、鎮痩
注意事項 妊娠中・授乳中は避ける、刺激強、幼児は使用しない、前立腺肥大・緑内障の症状には避ける
香り 【柑橘系】蜂蜜のような甘さと若草のグリーン調を併せ持つシトラスの香り
主な成分 【テルペンアルデヒド類】ゲラニアール、ネラール、β-カリオフィレン、ゲルマクレンD、シトロネラール、メチルへプテノン、t-β-オシメンなど

【芳香の特徴】

メリッサとは

南ヨーロッパ原産の多年草で、

ミントや薄荷などと同じシソ科のハーブです。

香りのイメージは

はちみつレモン味の のど飴

といったところでしょうか。

 

香りの主体となるのは、

レモンそっくりのみずみずしい香りです。

これはメリッサの葉に、

レモンと共通する芳香成分

「シトラール(ゲラニアールとネラール)」

が含まれているためで、

それゆえにメリッサは

「レモンバーム」という名でも呼ばれています。

 

レモン調の香りの中には、

蜂蜜を思わせる甘さ

シソ科特有の薬草のような香りが調和しています。

この香りのバランスは幅広い人に好まれ、

ハーブティーとして人気があるほか

料理やお菓子の香り付けにもよく利用されます。

 

 

夏に咲く小さな白い花には、

その香りを好んでミツバチの群れが集まります。

もともと、蜂蜜を得るために

2000年以上にわたって地中海地域で栽培されてきた、

とても古い歴史を持つ蜜源植物なのです。

 

【メリッサの歴史と薬効】

メリッサの語源は、

ギリシャ神話に登場する

ニンフの名前に由来します。

生まれたばかりのゼウスを

メリッサというニンフが

蜂蜜を与えて育てたというエピソードから、

ギリシャ語では

蜂蜜のことを「メリッサ」と呼び、

蜜源植物として珍重されたレモンバームも

同じ名で呼ばれるようになったのだそう。

 

当時の人々にとって、

蜂蜜は代替のない希少な食べ物であり

栄養豊富な「神の恵み」でした。

そして採蜜に用いるメリッサにも、

さまざまな薬効が秘められているということを、

古代ギリシャの医師たちはよく知っていました。

 

 

1世紀後半には、薬草学の父といわれる

ペダニウス・ディオスコリデスが、

その著作「マテリア・メディカ(薬物誌)」において

メリッサがサソリや毒グモの解毒剤として

有効であると述べています。

8世紀から11世紀にかけては長寿のハーブと謳われ、

アラビア医学の学者イブン・スィーナーは、

気分を高揚させるとしてこのハーブを推奨しました。

16世紀のスイス人医師で

医科学の祖と称されたパラケルススは、

メリッサを「生命のエリキシル、不老不死の万能薬」と呼び

薬の調合に用いたといいます。

 

 

現在メリッサは、

欧米ではメディカルハーブとして薬局で取り扱われ、

鎮静効果や鎮痛効果、

神経性不眠症および消化器系に対し

有効性が認められています。

 

古くから盛んに栽培され、

様々なかたちで活用されてきたメリッサ。

アロマテラピーにおいても、

優れた効能を発揮するとが知られています。

 

【各所への具体的効能】

メリッサの芳香成分のうち、

最も含有比率の高いのは

シトラールというアルデヒド類です。

シトラール含有率は概ね40~60%前後

メリッサを特徴づける成分

と言って差し支えないでしょう。

シトラールの持つ作用が

心身の過度な高まりを鎮め、

使用するものの苦痛を和らげてくれます。

 


❶精神への作用


鎮静作用によって、

抗うつ効果があることが分かっています。

鬱々とした気持ちの時や、

感情や欲求のコントロールができない時、

メリッサの精油を使ってみましょう。

心が落ち着いて、ストレスを緩和してくれます。

緊張・不安・ショック・パニックなどを鎮め

リラックス状態へと導くと考えられていることから

月経前症候群などに悩む女性の

精神的不調にも利用されます。

 


❷身体への作用


身体への作用としては、

主に鎮静・鎮痛作用、消化促進作用、

抗アレルギー作用、血圧降下作用などがあります。

シトラール由来のレモン調の香りが、

頭痛、生理痛、筋肉痛などの

身体の痛みを和らげてくれるでしょう。

ストレス性の吐き気、消化不良、

不眠症などを緩和させるほか、

動悸を落ち着かせる事も期待できます。

抗アレルギー作用は花粉症の予防に役立ちます。

 


❸皮膚への作用


抗炎症作用、抗アレルギー作用が、

アトピー性皮膚炎や湿疹によるかゆみに効きます。

メリッサの抗菌作用は、

単純ヘルペス、帯状庖疹、カンジダ症の改善に役立ちます。

収れん作用を利用して、ニキビや

吹出物ができやすい肌のケアに用いることもできます。

※ただし、敏感肌の方は

皮膚刺激を感じることがありますので

使用濃度には注意が必要です。

 

【人工の合成香料に注意】

体にも心にも嬉しい作用を持つ万能のメリッサですが、

希少で高価な精油としても知られています。

メリッサは育ちやすく繁殖力が強いため

ハーブそのものの価格は安いのですが、

採油率が極端に低いことから

精油は非常に高価なのです。

 

レモングラス、レモンバーベナ、レモンなど

その他の精油をブレンドして販売されることもあります。

純正の精油は「メリッサ・トゥルー(真正メリッサ)」

他の精油とブレンドされた精油は「メリッサ・ブレンド」

と区別されますが、

後者を前者と偽って販売する例も多いのだとか。

また、人工的に作り出された合成香料が、

「アロマオイル」「フレグランスオイル」といった

商品名で販売されることもありますが、

これらはあくまで

精油の「香りだけ」を真似て楽しむもの。

「アロマテラピー」として植物の有効成分を

健康に役立てることはできませんので、

使い分けが必要です。

 

アロマテラピーで用いるのは、

葉や花、果皮、果実、心材などから採油される

100%天然の有機化合物

「エッセンシャルオイル(精油)」です。

正規のものには、

必ず容器のラベルやパッケージに

それが「エッセンシャルオイル(精油)」

であることが明記されています。

ラベルには通常、下記のように

植物の学名

抽出部位(植物のどの部位から抽出したか)

抽出方法(どのような方法で抽出したか )

原産地名なども一緒に書かれています。

 

《ラベル表記の例:メリッサの場合》

  • Melissa 100%有機成分
  • 品  名:  メリッサ
  • 学  名:      Melissa officinalis
  • 和  名:      コウスイハッカ
  • 科  名:      シソ科
  • 抽出部分:      花付きの全草
  • 蒸留方法:      水蒸気蒸留
  • 原産地名:      フランス

 

購入の際には

ラベルの表記を注意して見てみる

ことをおすすめします!

 

 

【最後に】

いかがでしたでしょうか。

かつて蜂蜜は、

神話の中でゼウスの口元に運ばれ、

豊かさの象徴ともされた貴重な

「神の恵み」でした。

小瓶を満たすまでに大量のハーブを要する

希少なメリッサ精油もまた、

現代の「神の恵み」と言えそうです。

 

メリッサの優れた薬効は、

はるか昔から人々の暮らしに活用されてきました。

その効果を正しく取り入れるためにも、

精油は信頼のできるアロマ専門店で買い求めましょう。

 

また、太陽堂では

アロマテラピー検定1級

資格を保有する施術者が在籍し、

アロマテラピーのアドバイス、

精油選びや購入のアシスト

させていただいています。

ご興味のある方はお気軽にお声掛けくださいね!

ぜひ一緒にこころ弾むような香りに癒されましょう。

 

参考文献:アロマテラピー検定公式テキスト

 

★「アロマテラピーブログ」は第4水曜日に配信予定です★

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