アロマテラピー ブログ㊷【精油:ミルラ(没薬)】| 東京都練馬区 太陽堂

 

FROM 田中
練馬区 平和台の治療院より、、

 

昨日は十五夜でしたね。

ここ数日間は、見事な月が出ていました。

皆さまもご覧になりましたでしょうか?🐰🌑

 

かすかな秋の気配を感じるこのごろ、

街中では長袖に上着を羽織っておられる方も

見かけるようになりました。

季節の変わり目、

風邪引きには十分気をつけながら

秋を存分に楽しんでいきましょう♪

 

さて、第42回のアロマテラピーブログ

今回ご紹介するのは

ミルラ です!

 

『ミイラ』の語源にもなったこの精油。

そのわけは優れた殺菌効果にありました。

この秋冬に大活躍しそうなミルラ、

どうぞ最後までおつきあいくださいね♪

 

【ミルラ:精油データ】

学名 Commiphora myrrha
Commiphora molmol
和名 没薬
科名 カンラン科
採油方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 樹脂
主な産地 ソマリア、エチオピア
主な芳香成分 【セスキテルペン炭化水素類】フラノオウデスマ-1,3-ディエン、グルゼレン、リンデストレン、2-メトキシフラノゲルマクラディエンなど
主な作用 抗菌作用、抗カタル作用、抗感染作用
消炎作用、抗ウイルス作用、鎮痛・鎮静作用
去痰作用、抗うつ作用、免疫向上作用
瘢痕形成作用、癒傷作用
水虫の改善、ただれ、床ずれの改善
しわの予防 など

 

【ミルラ:概要】

ミルラは、

和名では没薬(もつやく)と呼ばれます。

肥沃で乾燥した高地に生える

樹高3ⅿ程の低木です。

原産地はアフリカですが、

オイルは通常中東地方で生産されます。

樹皮に切り込みを入れると

淡黄色の液体が染み出し、

赤茶色のクルミ大のゴム樹脂が採れます。

この樹脂を細かく砕いた粉末を

水蒸気にかけることによって(水蒸気蒸留法)、

精油が抽出されるのです。

 

ミルラは古代から

「黄金に匹敵する」ものとして珍重されてきた、

歴史的価値の高いレジン・インセンスです。

聖所を清めるための香として焚かれたり、

神々へ捧げられる供物として

大切に扱われて来ました。

 

例えば古代エジプトでは、

太陽神ラーへの薫香「キフィ」の調合に

ミルラが用いられたとされています。

また、ミイラを作るときには

その強い殺菌効果を活用して

遺体の防腐処理が行われ、

これが、後々ミイラの語源となりました。

 

聖書のなかにも、

ミルラの記載が多くみられます。

当時の医師たちが

ミルラを薬として使用していたことから

ミルラは救世主を象徴しているとされてきました。

イエス誕生の折には、

東方の三博士がイエスに捧げた

3つの贈り物として

黄金フランキンセンスに並び登場します。

さらにはイエスの埋葬の場面でも、

遺体とともにミルラを含む香料が

埋葬されたことが記されています。

 

【ミルラの芳香】

ミルラ精油の香りの印象は、

これらの歴史的エピソードから

想起するイメージと

ぴたりとリンクします。

 

オリエンタルな雰囲気の、

スモーキーで芳醇な香り

渋い土や、乾いた古木のような

苦みを伴う落ち着きのあるベースノート

そのなかに含まれる

ぴりっとしたスパイシーな刺激には、

金属的な清らかさがあり、

黄金の輝きのイメージへと繋がってゆきます。

 

同じ樹脂系のフランキンセンスと比べ

ややクセが強く

人によって好き嫌いのわかれる香りかもしれませんが、

ミルラは、それを手に取ることでしか味わえない

静かで清廉な空気を持っています。

 

【ミルラの効能】

ミルラ精油の作用のなかでも

特筆すべきは、

ミイラの保存にも使われていたほどの

強い殺菌作用です。

風邪予防はもちろんのこと

口内炎や歯槽膿漏、

咳、気管支炎、喉の痛みなど

口腔〜呼吸器の炎症症状の鎮静

優れるとされています。

マスク生活が続くなかで

乾燥の季節に突入するいま、

手放せないアイテムになりそうです。

 

また、ミルラ精油の芳香は

精神面にも鎮静的に作用します。

無気力で何も手につかない時

考えすぎて不安を抱えている時に

ミルラ精油を嗅ぐと、

清らかな香りが心の陰りを払って

自分が何を成すべきかを

掘り起こすきっかけを与えてくれます。

心に落ち着きを与えてくれるので

瞑想や入眠の際に

お部屋に薫らせるとよいでしょう。

 

ミルラはスキンケアにも

優れた効果を発揮します。

肌を活性化する作用があるため

治りにくい瘢痕ケアや

あかぎれ、ヒビ割れの治療、

炎症をともなう発疹やかゆみの緩和に

期待できます。

近年ではシワを薄くするなど

アンチエイジング作用

注目されているようです。

 

【ミルラ精油の活用法!おすすめ3選】

ここで、秋冬に向けた

ミルラ精油の利用法、

おすすめ3選をご紹介します。


❶ミルラでうがい


市販のうがい薬のなかには

ミルラが含まれている

製品もあるって、ご存知でしたか?

ミルラ精油をお持ちのかたは

外出帰りの感染対策として、

また目覚めのマウスウォッシュとして、

日々のうがいに活用してみてください。

  1. コップ半分くらいの水にミルラ精油を1,2滴垂らし、よくかき混ぜてからうがいに使う

 


❷吸入法


温めることでミルラはより深く香ります。

蒸気とともに香りを吸い込むことにより、

呼吸器の不調を整え、

精神に安定をもたらします。

  1. 洗面器に熱いお湯をはり、ミルラ精油を1滴おとす
  2. お湯の上約30㎝くらいのところに顔を持っていく
  3. 蒸気が逃げないよう洗面器~頭までバスタオルをすっぽり被る
  4. 目を閉じて、鼻から蒸気を1分間しっかり吸い込む

ミルラは肌の保護にも優れているので、

顔にも蒸気を当てると一石二鳥です。

マグカップにお湯を入れて、

精油の湯気を吸いこむ、

という手軽な方法でも大丈夫。

吸入法は、ほかの精油と

ブレンドして用いるのも

とても気持ちがよいです。

おすすめは、

ユーカリやペパーミント

ヒバやジュニパーベリー

ミント系や森林系の

スッキリとした香りと相性が良いですよ。

 


❸マスクスプレー


ミルラの殺菌効果を利用した

マスクスプレーを自作してみてはいかがでしょうか。

〔材料〕50ml容器1本分
無水エタノール…… 5ml
精製水(蒸留水)……45ml
ミルラ精油(+お好みの精油)……合計8~10滴

  1. 容器に無水エタノールと精油を入れ、よく混ぜ合わせる
  2. 1.に水を加え、よく混ぜる

使用前に必ず良く振ってから使用します。

マスクの外側に2~3 回スプレーし、

マスクを20 秒以上

よく振ってから装着してください。

2週間を目安にできるだけ早目に使い切りましょう。

 

【最後に】

花弁から抽出される

フローラル系精油とは異なり、

樹脂系精油であるミルラ

落ち着きのある厳かな香りが特徴的です。

 

はじめて手に取る精油として

ミルラを選ぶ方は少ないかもしれませんが、

特別な日の特別な時間に香薫してもよし、

日常的なケアに活用するもよしの、

大変優れた精油です。

コレクションのなかに

ぜひひとつ加えてみてくださいね。

参考文献:アロマテラピー検定公式テキスト

 

★「アロマテラピーブログ」は第4水曜日に配信予定です★

★太陽堂では皆さまのご意見・ご感想をいただけると大変ありがたいです★

↓ご意見ご感想はメールでコチラまで↓

info@taiyo-dou.com

 


お気軽にお問い合わせください

03-3936-0808

受付時間 9:30〜18:30(日曜定休)


練馬区の訪問マッサージ太陽堂

住所:
〒179-0083
東京都練馬区平和台3-22-19

電話(FAX):
03-3936-0808 (03-3936-0809)

メール:
info@taiyo-dou.com